1年のお礼
瀬戸柔道会 会長 藪 本 精 一
日頃は、瀬戸柔道会の活動にご理解とご協力いただき、心から感謝申し上げます。
今年も皆様のご支援のおかげで、子どもたちと共に楽しく汗を流すことができました。本当にありがとうございました。
今年を振り返ってみますと、年頭の稽古初めの日に、多くの子どもたちが集まり、元気よく稽古をし、餅つきを行いましたが、その次の日以降、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、2か月以上稽古が休止となってしまいました。
この稽古休止期間中、子どもたちの意識が柔道から離れてしまわないか心配していましたが、稽古再開後の様子を見ていると、全くそのようなことはなく、子どもたちは元気に稽古に通ってきてくれました。そして、この長期の稽古休止の間も、子どもたちは確実に成長していてくれました。6年生の子が最上級生としての自覚を持ち、我々が何も言わないのに、下級生をリードし、年少者の服装を直すなど、しっかりと世話をしてくれています。
こうした成長した姿を見るのが、我々にとって何より喜ばしいことです。
また、昨年、一昨年は、コロナ禍により活動が制限されていたこともあり、稽古ができないだけでなく、新入会員もほとんどありませんでした。これは本会だけでなく、他の道場でも同じような傾向で、ますます柔道人口の減少が進んでしまうのかと心配していました。今年度に入って、柔道教室を再開することができ、喜ばしいことに、本日まで15名の子が新たに入会してくれました。これは本当にありがたいことで、この子たちが、柔道を好きになり、柔道を通じて心身共に成長してくれることを心から願っています。
今年も、もうしばらくで暮れようとしていますが、寒さが厳しくなり、コロナやインフルエンザの感染など、体調面には十分気をつけられ、全てのご家族の皆様が、明るく、希望に満ちた新年が迎えられますよう、心からお祈り申し上げます。
また、来年の稽古始めの日には、元気な子どもたちの顔が見られることを、楽しみにしています。
本当に一年間、瀬戸柔道会を温かく支えていただき、ありがとうございました。
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