一年のお礼
日頃は、瀬戸柔道会の活動にご理解とご協力いただき、心から感謝申し上げます。
今年も皆様のご支援のおかげで、子どもたちと共に楽しく汗を流すことができました。本当にありがとうございました。
今年は、フランスのパリでオリンピックが開催され、日本選手の活躍と共に、四年に一度、柔道競技が大きく報道される年でした。
子どもたちも、柔道に限らず多くの選手の活躍に刺激と感動を受けたのか、日々の稽古を懸命に励んでくれました。そして、夏から秋にかけて、10名以上の子が入会し、稽古中の活気を一層感じるようになってきました。
こうして仲間が増えることは、「柔道の普及」と「青少年の健全育成」を目的としている本会としては、非常に喜ばしいことで、これは、小学校へのポスター貼りや知人・友人への声掛けなど、ご協力をいただいた皆様には、心から感謝申し上げます。
この一年を振り返ってみますと、多くの事業が順調に進められていく中、子どもたちが最も楽しみにしているデーキャンプや、50年以上続いている津島柔道会との親善試合が中止になったことは、非常に残念でした。
対外試合でも多くの選手が参加し、喜びや悔しさなど、色々な経験ができたと思います。大切なことは、試合を自分の実力を試す機会と捉え、積極的に参加し、そこで得られた経験を、そのままにせず、次に生かすことです。
柔道に限らず、どのようなことをするにも壁はあります。上手くいかないことは、いくらでもあります。そんな時、少しくらいの壁は、打ち破っていくような強い気持ちを持つことが大切で、こうした気持ちを持ち続けることが、長い人生を生き抜く大きな力となっていくと思います。
子どもたちには、柔道を通じて「生きる力」を身につけ、心身共にたくましくなってほしいと思い、指導させていただいています。そして、我々も、子どもたちへの指導を通じて、共に喜び、共に悔しい思いをさせてもらったことに、心から喜びを感じています。
今年も、もうしばらくで暮れようとしていますが、寒さが厳しくなり、コロナやインフルエンザの感染など、体調面には十分気をつけられ、全てのご家族の皆様が、明るく、希望に満ちた新年が迎えられますよう、心からお祈り申し上げます。
また、来年の稽古始めの日には、気な子どもたちの顔が見られることを、楽しみにしています。
本当に一年間、瀬戸柔道会を温かく支えていただきありがとうございました。
瀬戸柔道会 会長 藪本精一
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